iCOM | |
Intelligent Community | |
メンバー |
大囿忠親,
長谷川友治,
永田雄大,
渡邉倫,
川村修, 多賀麻理子, 松山学, 新谷虎松 |
キーワード | 情報検索,情報推薦,機械学習,データマイニング |
研究テーマ | 情報検索,情報推薦,機械学習 |
組織活動を行うに当たり必要な情報やノウハウなどの知識が, 組織には大量に存在しています. しかしそれらの情報は各個人それぞれが保持しており, 活かしきれていません. また,形式化されていない知識であるためお互いに共有することが難しいです. そこで,i_comプロジェクトでは, 有用な知識の獲得・共有を支援するシステムの構築を目指しています. これはナレッジマネージメントという研究分野で, 組織における知識を如何に効率良く共有するかについて 近年企業などでも活発に研究されています. 具体的には, 研究支援システムPapitsは, 各個人が持つネットワークに接続された計算機に含まれるファイルを利用し, 各個人が持つ情報や知識の共有を促進させ,研究のサーベイの効率化を 目指したシステムとなっている. そのために, ユーザが興味を持っていると推測される 文献の推薦を行う情報推薦や, より適合率の高い検索を行うための情報検索の研究を行っています. また,Papitsには, Webから自動的に論文を集めて登録する論文収集機能の実装を行っています. そこで収集した論文のサーベイの効率化を計るために, 論文を分野ごとに自動分類する技術に関しても研究を行っています. データの分析支援システムについては, 我々の研究室が共同研究を行っている企業内のデータをお借りし, そのデータを効率よく分析するためのシステムの開発を行います. これは,データ検索の効率化や分類を行い, データの整理,分析を支援することで情報の傾向を掴みやすくし, 新製品開発などへのフィードバックが期待できると考えています. また,分類や類似判定の技術を生かして FAQの作成を容易に行うことができるシステムの開発を行っていきます. FAQを作成することでコールセンターへの質問の量を減らすことができ, 企業のコスト削減に貢献することができます. また,いままでにある情報を元に新たな物を生成する技術の応用として, 音楽生成システムを考えています. これは,CBRなどを用いて, 今までに演奏されたアドリブの情報を用いて, 新たなメロディのアドリブ演奏を作成するシステムとなっています. | |
新谷研究室 2003 |