プロジェクト名

活動記録管理システム

メンバー

両角,安藤

目的

Web上の知識を利用した,種々の活動の効率的な支援

サブテーマ

論文執筆支援,レポート評価支援,週報執筆支援

キーワード

Webマイニング,自然言語処理,極性分析,Deep Learning,情報推薦,ソーシャルメディア解析,情報可視化,文書要約,自動採点

概要

スポーツなどのスキルの習得に関して,練習者に対して熟達者のような指導が可能なシステムの実現が望まれている.本研究では,弓道を題材として,練習者に対する指導を可能とするシステムの実現を目指している.本研究では,弓道において基本となる型である射法八節を,システムが認識するために必要なデータの収集を行った.その際に射法八節タグ付け支援システムを開発し,データ収集を支援することが可能になった.弓道には段位が存在するため,初段以上を取得している者を熟達者として扱い,弓を射るフォーム(射形)の骨格情報を収集した.システムが射形を評価する際に,射法八節の各節を認識する必要がある.また、システムが指導を行う際に正しい射形と認識するためのモデルが存在しない.そのため,初心者も同様に骨格情報を取得し,初心者および経験者の骨格情報を比較し,正しい射形モデルのための特徴量の検討を行っている.

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研究室内の過去の活動記録は,研究室に配属された新入生にとって参考になる可能性がある.我々の研究室では,週報管理システムによって,20年以上の週報を蓄積してきた.しかし,週報管理システムから全文検索により,参考になる週報を検索することは困難な場合がある.本研究では,既存の週報管理システムを拡張し,参考となる過去の週報を,ユーザが閲覧することを支援することを目的とする.本研究では,週報および関連情報を Linked Data として処理可能な週報管理システムを実装する.これにより,週報ネットワークを構築し,週報を,週報に関連する論文や発表資料,学会参加などの日程のような各種情報とリンクする.リンクにより,各種情報からの週報の検索や,論文や発表資料だけでは得られなかった情報を週報から得られるようにする.参考になる情報を含む週報をユーザが発見できるようにすることで,研究活動の支援を行うことができると考える.


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