プロジェクト名

議論におけるファシリティ支援グループ

メンバー

高崎隼，柿元宏晃，平田紀史，藏冨徳彦，伊奈裕史

キーワード

ファシリテーション，可視化，アノテーション，マイニング

目的

議論の可視化および関連事項の提示等によるファシリテーション支援の実現

概要

議論を円滑に進行させることをファシリテーション(Facilitation)という． 現在，一度中断してしまった議論を再開する場合，参加者各々が議事録を読み返し認識を一致させる必要がある． 議事録は，単に参加者の発言を時系列にならべたテキストである場合が多い．この議事録から，議論における核心の発言， 発言間の関連，各発言の根拠などを探し出すことは容易ではない．また，対象の問題に対して多面的に理解したい場合においても， 議事録からは理解しにくい．そこで，本プロジェクトでは，議事録等の長期談話の記録をもとに，話の流れの可視化，発言間 のアノテーション等を行うことで，意思決定の根拠となる議論の円滑な進行を支援するシステムを構築する．さらに 長期的な目標として，リアルタイムにファシリテーションを支援するシステムの構築，および良い議論のための定量的な評価を行う．