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インターネットを用いて遠隔の人々とコミュニケーションする方法は, メール, 電子掲示板,チャットなどの方法が考えられる.以上はテキストベースのコミュニ ケーションの手段として有効である.コミュニケーションは手軽であると言えるが, 文字主体であるためにやり取りには限界があると考えられる.一方,映像を用いた コミュニケーションの手段としてテレビ電話などが考えられるが,設備の点では, 普及に関して困難であると考えられる.本研究では,計算機を用いたコミュニケー ション手段として三次元の仮想空間上に分身エージェントを立てた情報交換機構を 作成する.仮想空間は,OpenGLを用いて作成する.本研究をさらに発展させ,様々 なアプリケーションにおいて本機構の要素技術を適用する.ネットワークとの親和 性が高く,ユーザが操作しやすく,親しむことができるアプリケーションのための 高度なインフラストラクチャの整備は重要である.本研究において,エージェントの 制御のためにSoarを用いる.Soarを用いたPlanningにより,高度な知的なインフラ ストラクチャーの整備が可能となる. | |
Shintani lab. 2003 |