癒しのための拡張現実空間を利用したAR チャットボットの試作
Developing AR Chatbots for Relaxation Using Augmented Reality Spaces
関戸 美奈, 大囿忠親, 新谷虎松

アブストラクト

経済的・環境的要因からペットを飼えない人がいる. その場合の代替手段としてバーチャルペットが求められている.バーチャルペットとは,仮想空間内に存在するペットとを指す. バーチャルペットは,現実空間のペットロボットほど親密的な印象を与えず,結果として癒し効果が上がらないという報告がある(1).理由として,身体性を有さない仮想空間のバーチャルペットは,接触フィードバックを有さない点が指摘されている.本研究では,バーチャルペットの新たな可能性として,拡張現実空間内(AR 空間)での擬似的な身体性を持つバーチャルペットであるARチャットボットを試作した.ここでは,バーチャルペットとの擬似的な接触フィードバックとチャットによるコミュニケーションの実現を目指す. 本稿では,AR チャットボットの試作について述べる.